建築工事とは

建築工事とは、建物や構造物を新しく建てたり、既存のものを改修・補強・解体したりするために行われる工事の総称です。住宅・店舗・公共施設・工場・倉庫・集合住宅など、私たちの生活や産業を支えるあらゆる建物が対象となります。

建築工事は、単に「建物をつくる」だけでなく、安全性・耐久性・機能性・快適性・景観性など、さまざまな要素をバランスよく実現するための高度な計画と施工が求められる分野です。

建築工事の主な種類

1. 新築工事

更地や空き地に新たな建物を建設する工事です。設計図面に基づき、基礎工事から構造体、外装、内装、設備まで一貫して施工します。

2. 増築・改築工事

既存の建物に対して、構造や規模を変更する工事です。例えば部屋数の追加、平屋から二階建てへの変更などが含まれます。

3. 改修工事(リフォーム・リノベーション)

建物の機能性や快適性を高めるために、老朽化部分の修繕や設備の更新を行う工事です。用途変更やバリアフリー対応、省エネ化なども目的となります。

4. 耐震補強工事

地震に備えて建物の構造的安全性を高める工事です。築年数の古い建物や公共施設では特に重要視されています。

5. 解体工事

不要になった建物や老朽化した構造物を安全に取り壊す工事です。騒音・振動・粉じん・廃棄物などへの対応も重要です。

建築工事の流れ(新築の場合)

  1. 設計・確認申請
    建築士による設計図作成、建築基準法などに基づく確認申請の手続き
  2. 基礎工事
    地盤調査・改良、杭打ち、コンクリート基礎など
  3. 躯体工事(構造体の建設)
    鉄骨・木造・RC(鉄筋コンクリート)などの建方・組立て
  4. 屋根・外装工事
    屋根葺き、外壁の設置、防水処理など
  5. 内装・設備工事
    間仕切り、床・壁仕上げ、電気・給排水・空調など
  6. 検査・引き渡し
    中間検査・完了検査を経て、施主に引き渡し

建築工事の目的と重要性

  • 安全な居住・利用環境の確保
    耐震性・耐火性・気密性・断熱性など、構造的・機能的に安心して過ごせる空間を提供します。
  • 地域インフラとしての役割
    学校・病院・庁舎・集会所など、公共性の高い建築物の整備は地域の生活基盤となります。
  • 産業・経済活動の支援
    工場・事業所・物流施設などの整備によって、地域経済の活性化や雇用創出に貢献します。
  • 環境・エネルギー対策
    ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)や太陽光発電、断熱化など、省エネ・脱炭素社会への対応も進んでいます。

当社における建築工事

当社では、一般建築から公共施設の新築・改修、耐震補強や小規模修繕まで、幅広い建築工事に対応しております。
設計から施工、アフターケアまで一貫して対応し、安心・安全で高品質な建物づくりを通じて地域に貢献しています。

主な工事受注実績

日付工事名発注者
平成 13年地方職員共済組合職員住宅新築工事 倶知安北6地区(建築工事)北海道
平成 15年倶知安道路維持事業所庁舎屋上防水改修外2件工事国土交通省北海道開発局小樽開発建設部
平成 16年倶知安道路事務所庁舎改修外2件工事国土交通省北海道開発局小樽開発建設部
平成 17年倶知安道路事務所倉庫新築外工事国土交通省北海道開発局小樽開発建設部
平成 20年倶知安道路事務所車庫床改修外工事国土交通省北海道開発局小樽開発建設部
平成 21年旧昆布地区生活改善センター解体工事北海道蘭越町
平成 21年小樽開発建設部改修09建築工事国土交通省北海道開発局
平成 22年蘭越出張所車庫棟新築工事北海道後志総合振興局小樽建設管理部蘭越出張所
平成 29年蘭越町総合体育館大規模改修建築工事北海道蘭越町