舗装工事業とは

道路を快適に、安全に保つためのインフラ整備

舗装工事業とは、道路・駐車場・歩道・空港・公園内通路などにおいて、アスファルトやコンクリートなどの舗装材を使用して、路面を整備・補修する工事を行う建設業種です。
新設工事に加え、老朽化した舗装の打ち替え、段差やひび割れの補修、交通安全施設との連携など、地域の生活と交通の安全性を支える重要な役割を担っています。

舗装工事は、道路の機能性だけでなく、美観や環境への配慮、騒音・振動対策にも直結するため、社会的ニーズの高い工種です。

主な舗装工事の種類

アスファルト舗装工事

最も一般的な舗装方法で、柔軟性・施工性・コストのバランスに優れた舗装です。一般道路、高速道路、駐車場など幅広く用いられます。

コンクリート舗装工事

耐久性・耐摩耗性に優れ、**重量車両が頻繁に通行する場所や勾配のある路面に適しています。**滑り抵抗も確保しやすいのが特長です。

インターロッキング舗装・透水性舗装

景観性や排水性を考慮した舗装で、公園・遊歩道・駅前広場などに用いられます。環境負荷軽減や都市型水害対策にも寄与します。

補修・維持管理工事

劣化・ひび割れ・段差・陥没などの舗装面の損傷に対し、部分的な切削・補修・再舗装を行う工事です。ライフサイクル延伸にも効果的です。

舗装工事における重要な技術要素

路床・路盤の整備

舗装の下地となる路床(地盤)や路盤(砕石等)の締固め・整形が施工品質の基礎となります。強度・排水性・耐久性のバランスが重要です。

舗装材の温度・施工管理

アスファルトの温度管理・敷均し・転圧の工程は、耐久性や仕上がりに直結します。天候や時間帯も考慮して慎重に進めます。

排水設計との連携

舗装面の排水処理は、水たまり・凍結・舗装劣化の防止に欠かせません。縦断・横断勾配、側溝設置などと一体で設計されます。

当社の舗装工事業における取り組み

当社は、北海道知事より「舗装工事業」の特定建設業許可を取得し、官公庁発注の舗装工事を中心に、公共性の高い道路・歩道・駐車場の整備・補修を数多く施工してまいりました。

  • 一般道路・農道・市道の新設・改良舗装
  • 通学路・歩道の安全対策を兼ねたバリアフリー舗装
  • 道路維持工事における打ち替え・段差解消・劣化補修
  • 駐車場・施設構内舗装の設計・施工・ライン引き対応

地域に密着した対応と、現場ごとの条件に最適な施工計画を立案することで、安全・高品質・長寿命な舗装整備を実現しています。

今後の舗装工事に求められる視点

気候変動への対応や高齢社会におけるバリアフリー化、環境配慮型舗装の導入など、舗装工事には機能性だけでなく社会的課題への対応力が求められています。

当社では、技術革新と施工力の向上に取り組みながら、今後も地域の交通安全と快適な暮らしを支える舗装工事業者として、信頼される施工を続けてまいります。