土木工事業とは
社会の基盤を支える、土木工事の役割
土木工事とは、道路や橋、河川、上下水道、造成地など、人々の生活に不可欠な社会インフラを整備・維持するための工事です。建物のような「完成形の見える構造物」ではなく、地面の下や広範囲にわたる施設を対象とするのが特徴で、私たちの暮らしを根底から支える、非常に重要な分野です。
土木工事の主な対象分野
当社が取り組んでいる土木工事は、多岐にわたります。以下はその代表的な分野です。
道路工事
道路の新設、拡幅、舗装、橋梁の整備などを通じて、安全で円滑な交通網を整備します。
河川工事
川の氾濫や侵食を防ぐための護岸整備や河道掘削、堤防築造など、治水対策の根幹を担う工事です。
砂防・地滑り対策工事
土石流や地滑りなどの土砂災害を未然に防ぐための、砂防ダムや斜面補強施設の整備を行います。
下水道工事
生活排水や雨水を安全に排出するための下水管整備、マンホール設置、ポンプ場整備などを通じ、衛生的な環境づくりに貢献します。
農業農村整備工事
用水路や農道、ため池などを整備し、持続可能な農業と農村の暮らしを支える工事です。
海岸工事
高潮や波浪、海岸侵食から地域を守るための護岸整備や防波堤、離岸堤の施工を行います。
災害防除工事
土砂災害、雪崩、落石など自然災害のリスクを軽減するための、予防的な施設整備や補強工事です。
当社における土木工事業の特長
当社は、創業以来50年以上にわたり、主に官公庁発注の土木工事を数多く手がけてまいりました。北海道知事より特定建設業の許可(※土木工事業)を受け、公共性の高い工事にも対応できる体制を整えております。
長年にわたる実績と信頼に支えられ、地域の特性を理解した設計・施工が可能です。気象条件や地質状況に応じた対応力、近隣住民への配慮、工程・品質・安全管理の徹底など、「誠実なものづくり」を理念に掲げ、安心・安全な施工を行っております。
今後も地域とともに
人口減少・気候変動・老朽インフラの更新など、社会が直面する課題に対応するため、土木工事の重要性はますます高まっています。
当社はこれからも地域に根ざし、確かな技術と誠意をもって、持続可能で災害に強いまちづくりに貢献してまいります。